自作!第3弾 「超」整理手帳カバー 革製A5サイズ
前回、ビニール製の「超」整理手帳用カバーを自作し、使っていたが、革製のカバーが欲しくなり、いろいろと探していた。
革製となると、安くても5~6千円、ちょっといい物になると、1万円以上はする。
そこで、思いついて、自分で作ることにした。
初めてのレザークラフトでかなり、苦労したが、なかなか、上手に作ることができたので、ご紹介します。
この手帳の作成にあたっては、システム手帳あれこれを参考とさせていただきました。
ありがとうございました。おかげで、こんな素晴らしい手帳ができあがりました。
このページは xfy Blog Editor を利用して作成されました。
1.革の手配
革は材料として買うとかなり高い。
そこで、古いビジネスバッグを利用した。
Off-Houseで850円だった。
2.分解
カッターを使い、縫い目を切りほどいていった。
4.構想
左カバーに名刺ホルダ、右側にペンフォルダー、スナップ留めを付けるようにした。
5.革のカット
A5サイズのノートが挟めるように、多少余裕を持って、カットした。
A5サイズのカッティングマットがちょうど良い大きさだったので、
カッティングマットに合わせて、革に線を引き、カッターでカットした。
出来上がりのイメージ、なかなか良いのができそうだ。
6.革の縫い合わせ
さて、ここからが大変だった。
どうやって、縫い合わせるのだろう?
いろいろとネットで調べると、革を手縫いする場合は”ヒシ(菱)目打ち”なるもので、縫い穴を開けておき、そこを2本の針を使い、縫い合わせるらしい。
左が4本ヒシ目打ち、右は革用の縫い針。
田舎なので、これが近くのお店には無く、車を走らせて、ハンズマンまで、買いに行った。
革の端から4㎜に線を引く。
カッティングマット、板、ゴムを革の下に敷き、線に沿って、ヒシ目をかなづちで打って、穴を開けていく。
4本のヒシ目のうち、2本づつずらしながら、真っ直ぐにひたすら打っていく。
うるさいので、外で作業を行っていたが、だんだんと日が傾いてきた。
疑問点が、あった。革を縫い合わせる時に針が真っ直ぐに通るように、穴を開けないといけないが、大丈夫だろうか?
まあ、起点を合わせて、ヒシ目をずらしていけば、合うだろうと、あまり細かいことは気にせずに、ひたすら、打っていった。
7.縫い合わせ
ペンフォルダーや留めホックを先に縫い付けておく。
バッグに使われていた裏生地を使い、表革と裏表紙の間に入れた。
少し、高級感が出る。
あらかじめ、ボンドで貼り合わせる。
ここで、失敗した。表革と裏表紙をボンドでべったりと貼ってしまった。
この間にはいろいろと挟まなければならないので、ボンドは縫い目付近にしか塗ってはいけないのだった。
しかたなく、溶剤を使って、拭き取ったが、未だに溶剤の臭いが残っている。
縫い方は良く分からなかったが、2本の糸で交互に縫っていった。
とっくに、日は落ち、室内での作業となった。
じつに、気が遠くなるような作業だった。
でも、一目一目をじっくりと縫い合わせていくと、やっと、完成した。
8.仕様
右側にペンフォルダーと留めホック。
書類を挟めように残り革で書類挟みをつけた。
両裏表紙には、書類を差し込むための、切り込みを入れている。
手間ひまはかかったが、材料費と道具代で2000円位で出来上がった。
作るのに苦労した分、愛着も湧く。
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