久しぶりの海釣り！釣れた！？

場所は熊本県の天草、有明町の須子漁港

ここは、冬場はサヨリ釣りで有名ですが、夏場はアジ、秋口から初春はチヌ、その他、１年中を通じて何か釣れる堤防です。

熊本市内から車を走らせ、途中、釣具屋さんにより、餌や針を買い、２時間程で着きました。
残念ながら、一番釣れるポイントは先客がおり、すぐ隣に座りました。

ここの釣れるポイントは堤防のくの字のところからすぐの所で、上の写真のおじさんが座っている所です。

なぜか、このポイントに釣果が集中します。

夜が明けてウキが見えるようになった頃、仕掛けの準備も終わり、釣り始めました。
エサは撒き餌用のブロックのオキアミから少し、取り分けたもの。
ウキは手作りの棒ウキです。

釣り始めてすぐに、ウキが大きく沈みました。
まさに、この瞬間がたまりません。

竿をゆっくり上げると、ずしりと手応え。
おっ、これは大きい。いきなり、今までで一番大きい手応えです。
リールをゆっくりと巻いていくと、チヌが姿を現しました。
竿をびゅんびゅん、しならせましたが、海面で空気を吸わせると大人しくなりました。

ところが、ここで問題です。
タモを用意してなかったのです。まさか、大物が釣れると思ってなかったので、準備してなかったのです。
まわりを見渡すと、左隣のおじさんのタモが目に入りました。
「タモ貸してくださーい！」と叫ぶと、おじさんがすくってくれました。

磯に釣りに行く方から見れば、何だ、こんなのメイタに毛が生えた位と思われるでしょうが、堤防からこれ位の良型が釣れるのはめったになく、私にとっては、大物の部類です。

約、３０ｃｍ、２ｋｇでした。

これは、幸先いいぞと思ったのですが、釣れたのは、結局この一匹だけ。

先客の右隣のおじさんは、私の目の前でメイタを１０枚ほど、釣り上げていました。

でも、久しぶりの海釣りで一匹でも大物が釣れたので、満足でした。
費用は撒き餌と氷、針などで１３００円位、ガソリン代が往復１３００円位でした。

（注）熊本ではイシダイのことをチヌといいます。チヌの幼名をメイタといいます。

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